【読書】プログラマーとお仕事をするということ
概要
タイトル | プログラマーとお仕事をするということ 折れないプロジェクトは異文化コミュニケーションから |
著者 | パトリック・グリーゾン/著 青木靖/訳 |
URL | https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798155029 |
自分自身はプログラマー側の人間ですが、内容に興味があったので読んでみました。(プログラマーも想定読者には含まれてはいます)
ざっと感想を述べますと・・
・著者がプログラマー出身のマネージャーなので、プログラマーの心理や傾向についてよくわかっている。
少なくとも私は共感できる部分がたくさんありました。
・途中何度か入る技術的な解説が、少し長く感じる。
これは、本来の読者である「非技術者」には有用かも知れません。
・プログラマーにも有用
見積もりの傾向(主要な技術的課題に集中し、つまらない細々した部分を見落としがち)
新しく作り直したがる傾向
新しい技術を使いたがる傾向
このような傾向について解説し、マネージャーとしての対策を述べていますが、プログラマー側としても自身が陥りがちな思考を意識しておくのは重要ですね。
開発やリリースに関わる様々な手法についても解説がありますが、どの手法に対しても肩入れせず、それぞれの利点を尊重しつつ合わないケースの例などについて述べているのも、読んでいて好感が持てました。
会社で一冊買っていただきたい。
Written with StackEdit.
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